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Red Kap - ワークパンツ 6ヶ月経過


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今年の四月から作業着としてレッドキャップのワークパンツをよく穿いている。

 

オフィスにもいるし現場にもいる、みたいな形態の仕事で、クーラーの効いた部屋で発注先と打ち合わせもするし、稼働している工場で機械の様子もチェックもする。

 

服装については割と自由な空気がある。スーツのまま、油が飛んでもおかしくない機械を睨んでいる営業もいる。作業着のまま昼食に出かける人もいる。

作業着は一着しか支給されない。毎日着ていていたらすぐ傷む。特にパンツなんかは。作業着は問屋から再注文することもできる。しかし、ほとんどの社員はワークマンかユニクロで調達している。安くて、用途に応じたものが揃っているからだろう。

 

几帳面な人は作業着とスーツをそれぞれ用意し、頻繁に着替えている。出社するときだけスーツを着ている人もいる。都心部の友人は社名の刺繍が入った作業着で電車に乗るのなんかご法度だと言っていた。

正直俺には意味がわからない。ワークウェアで寄り道をしてなんの問題があるのか、俺にはわからない。車通勤がメインだからかもしれない。しかし、一応雇用されている身としては、声を荒らげて自身の正当性を主張したところで、狂人扱いが関の山、触るのをためらう腫れ物にわざわざ立候補していては、ゴキゲンに仕事ができなくなる。

 

そういう怠け者な性質なので、いちいち着替えたりしたくない。

スーツは汚れたらおしまい。破けやすく、現場に向いているとは言えない。

支給されるような「いかにも工場」といったシルエット・色味の作業着はいちいち着替えが必要で都合が悪い。

 

ということで、「現場でなくても違和感がない作業着」を探している。

 

RED KAP pt20 WORK PANT

8oz ツイル ポリエステル65%:綿35% 

https://www.redkap.com

 

この手のワークパンツでパッと思い浮かぶのはディッキーズの874あたりだろう。

ところがディッキーズの生地はまあまあ分厚く、ディテールもワーク色が強い。その点レッドキャップは8ozと微妙に薄く、ツイルも細い。生地のたるみ方・たわみ方とか、けっこうスーツ「っぽい」。もちろんスーツ「そのもの」とは言い難い。

まあ、スラックス「っぽさ」でいいのよ。どうせみんなどうでもいいと思ってるし。

 

6ヶ月経過

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右のネイビーが6ヶ月使用したもの。

微妙に丈が短い。洗濯で縮んだとかではない。

裾上げで違う長さにしたような記憶があるけどよく憶えていない。

 

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後ろから。

 

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股下の深さ、ジッパーの長さなんかも微妙に変わっている。

同じ製品でこれだけ仕様が違うのは、工場や生産年度なんかが違うからだろう。品質管理が適当で長さが多少違うくらいOKなのかもしれない。

 

しばらく使用していた分、パッカリングが出て、若干の色落ちも見られる。

  

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センタークリースも、パーマネントなんだけど、新品と比較すると擦れ具合がよくわかる。これは新品がパキッとしているというだけでもあるけど。

 

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寄ってみると6ヶ月の方(右)の生地が荒れているのがわかると思う。

糊は落ち、柔らかくなり、毛羽立っている。

 

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タグ周辺。このベルトループ付近とポケット周りは傷みが顕著。負荷がかかる部分。

 

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とにかくミシンが荒い。なんでなんだろう。効率化?

特に切りっぱなしを始末しているロックミシンが薄い。

要所要所がこんな感じで、あちこちでほつれたり糸が飛びてたりしている。

しかし、決定的にどこかが壊れてしまうということが、不思議なことに一切ない。

 

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ベルトループ内には厚紙が噛まされている。

薄い生地で細いベルトループだと重みに負けてしまったりするんだろうけど、この厚紙のおかげでシルエットは保たれている。

ナイスアイデアのようにも思えるが…どうなんだ?

 

ディッキーズ型のワークパンツだとベルトループを太くしているが、pt20のディティールはどちらかと言うとスラックスに近い。そのためなんだろうけど。今のところは破れたり飛び出たりしていないので問題ない。
 

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これは…確か何回か洗濯したときにほつれがすごかったから撮っておいた、5ヶ月ほど昔の写真。

最初は糊が効いて生地も硬く、シルエットも雰囲気があるんだけど、しばらく穿いているうちにろくでもないパンツだということがわかってくる。

写真のようにあちこちで縫製が緩み、糸が飛び出す。

しかし不思議なことに、決定的な故障は未だない。

 

リアルワークウェア

 6ヶ月も穿くと、このpt20がろくでもないパンツだということがよく分かる。

縫製は雑で、傷みも早い。紙やすりを穿いているような着心地は生地が柔らかくなっても変わらない。

 

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ただ、いつも新品のパリッとしたお洋服に身を包みんでいるおしゃれさんなんてのはなんだかフェイクっぽい。

そういうのはスタイルというよりは衣装じゃないか?

 

事務仕事やスケートやドブさらいをするときに上等なスラックスは全く必要ない。

泥臭い作業には、みすぼらしいパンツがよく似合う。