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古着を高く売るなら


仮定の話をしてみよう。準備はいいか?

 

おまえはいつもは行かないような店で服を買った。

試着していい感じだったから少し背伸びをした。

ちょっと店員のおしゃべりに乗せられたところもあったかもしれない。

MA-1の裏地がオレンジなのは、遭難したときに裏返しに羽織れば目立つからなんですよ〜

みたいな豆知識もお前の購買欲を掻き立てたな。

しかし、家に帰って他の服を並べてみてみるとその服だけ異様に浮いている。

それを着て鏡の前に立ってみろ。

見るからにチグハグなマネキンが立っているはずだ。

そうだ。おまえはクソを掴まされたんだ。

 

いらない服はさっさと売るに限る

ただ持っていても、トレンドに遅れていくとか、買取価格も下がるとか、単純に家が狭くなるとか、おまえ自身のときめきパワーが減っていくとか、もっともらしいものからカルトなものまで理由はいろいろある。

 

しかし、どうせなら古着は高く売りたい

近所のリサイクルショップに持っていっても二束三文にしかならないだろう。

服には売り方がある

少しの工夫で服を高く売ることは簡単だ。それを知っているか知らないかで差が出る。

いらない服とはいえ、ちょっとでも高く売ったほうがいい。

 

ブックオフにZOZOTOWN、服の買取サービスを一斉比較!服を高く売るための3つのポイントは、これだった! | 引越しラクっとNAVI

 

古着買取は今がベストシーズン!高く売りたい人が知っておくコツ | 買取価格比較はウリドキ

 

古着屋で高く服を売る

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古着屋に行く場合、とにかくおしゃれをしていくことが重要だ。

古着屋はその服の状態やブランドはもちろん、客を見て値段をつける。

 

ボロボロの服をまとった、GUのビニール袋に入ったジーンズと、

バッチリスーツアップ他人が持つ、プラダの紙袋に入ったジーンズ。

両方とも色褪せてしまっていたとしよう。でも、おしゃれな人の持ってきたジーンズなら、なんとなくそういうものなのかなと思ってしまう

 

特に、ブランドものや、新しい服を持っていく場合は、着る服と入れる袋にはとにかく気を配ったほうがいい

誰も知らないトレンド最先端のトガッたショップの袋よりも、ブランドロゴがバッチリ入ったものが好ましい。

とにかくどんな人が見ても「これはすごいやつだ」とひと目で分かるのがいい

服自体をきれいに洗濯したり、アイロンを掛けたり、ましてやクリーニングに出したりする必要はまったくない。

なぜならファッションってそういうもんだからだ。

 

フリマアプリ・オークションで高く売る

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服の知識やそのブランドに詳しいというならメルカリがいい。

なにより自分で値段を設定できるから安く買い叩かれるということがない

売りたい服がレア物だったり、特殊な需要があることを知っている場合は、メルカリやヤフオク、そういうところがいい。

 

例えばもう売られていないマニアックなバンドTシャツ。

誰も知らなくても、パット見ダサくても、そのTシャツには特殊な情報がある

これを古着屋に持っていっても、”Tシャツ ノーブランド”と札を付けられ、四捨五入するとゼロになるような値段で買い叩かれるだろう。

 

トガッたブランドやマニアックなアイテムこそ、多少の面倒を覚悟してもフリマアプリやオークションに出すのがいい。

 

ビジネスの形態

安く買って高く売るというのが商売の基本だ。利益こそが付加価値であり、売れないということはそれほどの価値が無いということだ。どのような形であれ、価値を捻出できれば利益が生まれる。

 

転売は希少価値を利用している。例えばシュプリームとか一部のスニーカーとかゲーム機とか色々あるらしいけど、手に入りにくいものを人海戦術である程度ストックし、高値で売り抜けるというのが転売のモデルケースだ。

 

せどりは在庫価値かな。店で置けなくなったりセールで捌けさせたいものの在庫費を自分で持つことで、利益を生んでいる。ただ、こちらは特に大きな利益にはならないだろうし、商品の定価以上の値は付けられないだろう。

 

商売は店を構えるなりネットショップなり、営業力こそが物を言う。メーカーやブランドにとっても「売れる」店は貴重だろう。しかしオフィシャルな店で在庫を腐らせてセールを連発すれば、ブランドの価値を下げてしまうだけだ。ブランドと店と客層の相性が肝だ。

 

アメリカから501が消えた日

日本でリーバイス501のヴィンテージブームが起こった1980年代、多くの日本人がアメリカ本土に渡り、ショッピングセンターから地元の商店までくまなく探し、1960年以前に生産されたジーンズに類する衣類をそっくり日本に持ち帰ってしまった。ジーンズは日本に到着すると、10万円の値札が付けられた。(※参考:アメトラ)

www.sfg.blue

 

このように、誰も価値を見出していない場所で眠っているお宝を目ざとく見つけ、熱烈なファンの鼻先に持っていく、というビジネスがある。これは転売・せどりとはその性質が異なる。そのビジネスの利益は当人の目利きや値付けのセンスに大きく左右される。

 

ある個人でやっている古本屋には、ほとんど客は来ない。

店主は地方の名家で死亡者が出たときだけ店を閉める。名家に直接乗り込み、古書をまるごと買っていく。そして、一冊か二冊ほどの目当ての本を選ぶと、残りは全部リサイクルショップに売ってしまう。東京に持って帰った2冊ほどの本は何十万円でコレクターに売られるのだという。

 

行列に並んで買った商品をすぐ売る

商材を選べばそんなに苦労をしなくてもいい。人気があるものなら手に入れるのは苦労するが、売るのは簡単だ。むしろ店に並んだり注文ボタンをクリックする人員のほうが必要になる。

 

かつての裏原ブームの際も、行列に並んで買った商品を向かいの古着屋に売る”商売人”がいたという。高級腕時計でも、買ってすぐ質屋に持っていく人がいるらしい。今で言えばシュプリームやイージーブーストがそういう扱いなんだろう。

 

リーバイスディガーや古本の目利きなんかはロマンがあって話も面白いのに、こういう転売屋の話はなんでつまんなくてダサいんだろう?目当ては金なのは両者に共通しているし、服とか高額商品であることも同じだ。商品のトレンドや客の動きを見なければいけないところも。

 

過剰なニーズに対して供給が少ないもののファンは熱狂的になってしまうものだ。手に入れられないストレスは筆舌に尽くし難いし、手にした時の喜びはひとしおだろう。その感情の落差をうまく利用してビジネスを行われている。俺はそういう熱狂的なムーブメントをどこか冷めた目でしか見れない。

 

俺は1980年に生まれてリーバイスを探す仕事がしたかった。