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ジーンズの異臭対策


5月も終わりに差し掛かかった。梅雨と夏の到来である。

この時期は部屋干しだなんだとなかなか洗濯物が乾かないので、様々な人が洋服の異臭対策を余儀なくされる。

もちろん、普段めったにジーンズを洗濯していないような私にとっても。

 

洗っていないジーンズは仕方ないとして、洗濯した時点で服のにおいって落ちるもんじゃないだろうか。

なぜ洗った衣類から嫌なにおいがするのだろう?

というか洗濯してもにおいが落ちないんだったらいったい何をすればにおいが落ちるの?

 

 

 

なぜ臭うのか

そもそも服はなぜ嫌なにおいを発するのか。

焼き肉の煙やタバコの煙が染み付いたり、汗臭くなるのは理解できるけど、洗った後にくさいっておかしくないだろうか。

 

ということで以下のサイトを参照する。

www.live-science.com

 

汗などで湿った衣類を放置すると、イヤな臭い出てきます。脱水後の洗濯物を干さずにいたり、雨の日の部屋干しなどで生乾きの時間が長かったりしても臭くなります。

この臭いは、衣類についた雑菌が皮脂やタンパク質汚れを分解して醸し出されたもの。

 

異臭の正体は雑菌の活動で、洗濯をしなかったり生乾きのまま放置していると雑菌は皮脂や水分を栄養にしてドンドン活発になるのだという。

ここまではなんとなく理解できる。

 

一度この状態になると、普通に洗っただけでは元に戻りません。乾いたときには臭いが消えていても、それを着て汗をかいたり雨に当たったりすると、残っていた雑菌がその水分を糧にして増え、臭いが復活します。

 

「一度服に雑菌が繁殖すると簡単には死滅しない」

マジ?

 

つまり、「梅雨時になんか臭うな」というような服には既に雑菌が繁殖しているということになる。

普段そこまで気にならないのは、雑菌の栄養がないために身を潜めているだけ…だからのようだ。

皮脂が増えたり濡れた状態が続いたりするなどの菌にとって好条件が続くと、再び臭ってしまう…

あまりぞっとしない話ではある。

 

じゃあ洗ってないジーンズとか相当ヤバイんじゃない? 

先程のサイトを見て、

「汚ねえ!普通の洋服ですら雑菌だらけなんだから、ジーンズを洗わずに毎日穿くなんてイカれた行為はやめて普通に洗濯しろよ!」

 

と思ったあなた。

以下の研究結果を見て欲しい。

 

gigazine.net

デニムが洗濯された後、Leさんがさらに13日間連続して着用した後に、再びデニムに付着しているバクテリアを検出してみたところ、結果は15ヶ月間ずっと同じデニムから検出された内容とほぼ同じでした。つまり、15ヶ月に1回洗濯をしようと、約1週間に1回洗濯をしようと、ジーンズに残存するバクテリアの量はほとんど変わらないということです。

 

洗濯をしようがしまいがバクテリア...雑菌の総量は変わらない、というのがこの実験の結果である。

誰がどのように着た服にも、同じくらい雑菌が繁殖しているのだ。

そこまで神経質になることはない。

 

しかしここには大きなヒントがある。

雑菌の活動さえ封じ込めてしまえば異臭問題は解決する!

 

どうすれば異臭は消えるのか

では、雑菌の活動を止め、繁殖を抑えるという方向で異臭を押さえ込む方法を5点挙げる。

 

1.裏返してファブリーズ

効果:★★

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最もイージーで手っ取り早い。

脱いだら裏返してハンガーに掛け、表裏両面に2,3プッシュ。終わり。

誰でもできるし工夫もいらない。

 

効果があるのは次に穿くまで。

ファブリーズで異臭を抑えても1日くらいしか持たない(経験による実感)

おまけに生地に残るものが多いのでスプレー後は生地がベタつく...気がする。

 

生地からなくなる:菌、臭い

生地に残る:皮脂、スプレー成分、水分

 

 

2.冷凍庫

効果★★

まことしやかにささやかれる「ジーンズは冷凍庫に入れておけば菌が死滅する」という冷凍神話だが、一度経験がある方ならわかると思うが効果は長続きしない

これは日本の湿潤な気候が関係していると俺は睨んでおり、冷凍庫から出してすぐ水分が付着するため、菌も再繁殖してしまう...と考えられる。

アメリカの、特に砂漠地帯のような乾燥した地域でなら効果を存分に発揮するかもしれない。

同様に「電子レンジでチンする」といった家電利用パターンはあまり効き目がないと思う。

高いジーンズで妙なことはしないのが吉。

 

生地からなくなる:菌、臭い

生地に残る:皮脂、水分

 

3.裏返して天日干し

効果:★★★★

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これも手軽で簡単な方法。裏返して日当たりのいい場所に放置する

布団干しと同じ要領で、雑菌を死滅させ、生地の水分も飛ばす。

 

実際効果があるのは…2,3日くらいか。

菌は一度死ぬものの、皮脂は残っているので簡単に再繁殖してしまう(経験による実感)。

インディゴの色褪せ、紫外線による生地劣化の原因にもなるので毎日やるもんではないと思う。

そもそも梅雨時ってあんまり晴れないし。

 

生地からなくなる:菌、水分、臭い

生地に残る:皮脂

 

 

4.スチームアイロン

効果:★★★★★

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ジーンズにつく臭いの原因は水分と皮脂だけではない。煙草、線香、肉などの煙はすぐ臭いが付着する上になかなか落ちない。

また、インディゴの色落ちを防ぐため、酸性の”定着液”なるものが使われていると、糊落としの1週間後くらいに急に鼻を刺すような酸っぱい臭いがするケースもある(経験による実感)。これがいつまでも残るとキツイ。

こうした、雑菌由来でない臭いにも効果を発揮するのがスチームアイロンだ。

高温の蒸気でにおい物質自体を吹き飛ばす。

綿100%なら高温で、ポリ混デニムなら低温で行う。

グイグイ押し付ける必要はなく、軽く乗せる程度でOK。

要はスチームクリーナーなので、効果は抜群。

 

また、アイロンがけについては以下でも取り上げている。

何ヶ月か継続しているけどアタリや色落ちに妙な変化もないし、結構オススメ。

www.sfg.blue

 

生地からなくなる:菌、水分、臭い

生地に残る:皮脂

 

 

5.アロマスプレー

効果:爽やか

・好みのアロマリキッド−2,3滴

・無水エタノール−10ml

・精製水(水道水でも可)−20ml

をスプレー容器に入れよく混ぜる。爽やかな香りで紛らわせてしまう。問題の本質は解決できていないのに、見てくれだけ取り繕ったような感じだけど構わないだろ?社会がそうであるように。

 

 

洗濯が一番

しかし上記の方法はいずれも「皮脂」を除去できなていない

雑菌がいなくとも、油分やタンパク質が生地に付着し、そこから弱っていくので長い間洗っていないとブローアウトしていくことになる。

ジーンズを爽やかに保ち、長く穿きたいならこまめに洗濯をするのが一番いい…という身も蓋もない結論。

 

あなたがジーンズを破きたくなかったり、異様な匂いを振りまきたくなかったりする場合は速やかに洗ってしまうのがいいだろう。

しかし、上記の方法を駆使すればなんとなく臭いをごまかしながら洗わずにジーンズを履き続けることも可能ではある。

 

ジーンズを洗わないと汚い、なんてのは偏見でしかない。

洗わなくても清潔に保つことはいくらでも可能だ。

 

[最終更新:2019/3月23日]

 

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www.sfg.blue