無塩せきガソリン

SALT-FREE GASOLINE

MENU

デニムジャケットと80年台


f:id:cte26533:20180309143156j:plain

 

気温が上がるとデニムジャケットの出番なんだけど、上下でデニムにする場合に、どちらか片方が新品同様、できればリジッドでないとなんとなくみすぼらしい雰囲気が漂ってしまうという問題があり、糊が落ちる、シワが寄る、色落ちをするというデニムの不可逆な性質自体がセットアップには向かないんだろうなあと思ってしまう。

まあ、関係なく着るんだけどね。

 

ちなみに、街で見かけるデニムジャケットのデザインソースが主にリーバイス3rdかLEEなのは、寸足らずで角ばった1st、2ndはあんまり人気がないように見える。

 

 

Levi’s デニムジャケット1st~2nd編 | 古着屋JAM ヴィンテージ用語 辞書

 

去年辺りからデニムジャケットが流行ってきているっぽいのに、トラッカージャケットは取り上げられてもワーク色の強いものは敬遠されているのはは80年台あたりのリバイバルなんじゃないか、みたいなことを思っている。

デニムジャケットの印象が強いキャラとかも80年台に集中しているし。

 

デニム・オン・デニムなスタイル 

マイキー−グーニーズ

f:id:cte26533:20180307232146p:plain

グーニーズはプロダクト・プレイスメントなんだろうけど、リーバイスもさることながらナイキのアップもよく出る。

そういう衣装と、映画の中であんまり脈絡無く次々起こる出来事が、牧歌的な悪ガキ感をかもしている。

エルム街の悪夢とかもそうだけど、ティーンっぽさというか傍から見たらどうでもいいことを真剣に取り組んだりする感じみたいなものを、社会全体が年々失っているようにも思ったりする。

実際には小学生とか中学生と関わったりしないからよくわかんないけど。

今の悪ガキってプログラミング組んでゲームを改造したりユーチューバーでキワドイをしたりビットコインとかやってそうじゃない?そいつらは宝の地図とかオバケでワーキャー言う映画をどう思うんだろう。

そういう子供らしさと言うか幼さと言うか、一種のバカっぽさがデニムジャケットにはまだあると思うんだよね。

 

マーティ−バック・トゥ・ザ・フューチャー

f:id:cte26533:20180307230825p:plain

このジャケットは何?

バック・トゥ・ザ・フューチャーは映画内で「なんだそれ」みたいな場面が実は結構あるんだけど、圧倒的な面白さによってねじふせられ、観終わった後に疑問視されることも少ない。

(雷が今にも落ちそうなのにデロリアンのエンジンが止まってしまい、マーティがなんかガチャガチャやってると急にエンジンがかかるという、伏線も何もないただハラハラするだけのシーンとか)

同じように、マーティの衣装って別に全部が全部マネしたくなる感じでもないのに、映画が面白いおかげで「主人公がオシャレだった」という印象がなぜか強く焼き付けられてしまうんじゃないかな。

 

赤いダウンベストだって、タイムスリップした先で「なにそれ救命用具?」とか言われてて、変なアイテムだけど流行っているから着てるということのユーモアの一種のつもりだったんだろうけど、映画が面白いおかげで、マーティの、ひいてはBTTFのアイコンになってしまった感すらある。

 

クリフ・バートン−メタリカ

f:id:cte26533:20180307233136j:plain

Metallica - For Whom the Bell Tolls (Live) [Cliff 'Em All] - YouTube

 

クリフのスタイルは、ベルボトムジーンズ、デニムジャケット、ミスフィッツのTシャツ、みたいなイメージが強い。活動期間が短いということもあるんだろうけど…

とにかく手足と髪が長いということで成立しているスタイルではあって、ちんちくりんが真似しても様にならないし、上記の映画のコスプレのようになってしまうんじゃないかな。

 

80’s

ちなみにグーニーズとバック・トゥ・ザ・フューチャーの公開は1985年、クリフ・バートンが亡くなったのは1986年で、このあたりがデニムジャケット影響力の最盛なのかも知れない。

また新しくデニムジャケットをアイコンにするキャラクターや人が現れるだろうし(俺が知らないだけで既にたくさんいるだろうし)、そのイメージは塗り替えられていくんだろうけど、今はまだ80年台の残り香がかすかに漂うのであった。

いや、80年台とか俺はまだ生まれてないんだけどさ。

 

www.sfg.blue