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CLARKS ORIGINALS デザートブーツ...5年使ったレビュー

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歳を取るにつれ、絶妙なドレスコードが要求される機会は増えていく。

「スーツを着ていくのも、Tシャツ短パンスニーカーでいくのも気が引ける」みたいなときにこのデザートブーツが活躍する。

 

何と言っても、手入れが楽で、丈夫で長持ち、長時間でも疲れない履き心地が魅力だ。

どんな場面でも抵抗無く馴染む。

それは履いている感触、実際のコーディネイト、行く場所の雰囲気、全てに言える。

 

ということで、五年ほど前に買って、未だによく履いているクラークスのデザートブーツを紹介する。

 

 

 

デザートブーツとは

従軍ついでに世界の靴を調査していたネイサン・クラーク氏が、兵士の一人が履いていた妙な靴を真似て作ったとのこと。

名前の由来は砂漠で作られたとか、砂漠を歩くためだとか、砂漠で見つけたとか、諸説あって正確なものはわかっていないっぽい。

 

クラークスだからイギリス由来のものかと思いきや、浸透したのはアメリカが先。

当時アメリカの潮流だったカジュアル化の波にうまく乗ったのだろう。

スニーカーが一般化する前の、履いていて疲れにくく、気取らない靴の先駆けなんじゃないだろうか。

 

一枚革のアッパーにクレープソールというシンプルなつくりが特徴的だ。

チャッカブーツ - Wikipedia

 

以下の記事では起源・製法についても詳しく書かれており、とても参考になる。

クラークスのデザートブーツの人気理由と履きこなし術 [男の靴・スニーカー] All About

 

写真とレビュー 

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横からの感じ

 

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クレープソール

 

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大きな特徴として、アッパーもソールも柔らかく、履いていてストレスを感じない。

付かず離れずの締め付けがちょうどいい

靴紐を結ぶと、足の甲から足首くらいまでを革が回り込む形になる。

きつくホールドするというよりも、面でゆるく包み込む感覚だ。

 

また、シンプルで華奢な見た目に反して、かなりの耐久性がある

革靴のような擦り傷なんかがつきにくく、靴の内側から破れたりハゲたりも未だにしていない。

 

特にクレープソールの耐久性には驚いた。

以前別のブランド、別の型のチャッカブーツを履いていた時は一週間でソールが真っ黒になり、1ヶ月でカカトの減りが目に見えた。

それと比べてクラークスのデザートブーツのクレープソールは汚れないし削れない

クラークスが長くデザートブーツのオリジネイターである所以でもあるのだろう。

 

シンプルなつくり、柔らかい履き心地、意外な耐久性。

デザートブーツの魅力はここにあると考える。

 

スウェードブーツは雨に強いのか

このデザートブーツを買った当初に比べて、「スウェードのブーツは雨に向いている!」という記事をよく目にするようになった。

スエードは雨の靴か否か?: 100年ブランド総合研究所

 

どう考えてもガラスレザーのような撥水性のあるツルツルした表面のほうが水を弾きそうだし、トレッキングブーツのようにオイル加工がされていたほうが水のダメージには強そうだ...とその時は思った。

しかし、確かにこのデザートブーツで雨に打たれたことも数知れずあり、それでも今まで特に不調はない。水に濡れて困ったこともない。

どうやらスウェードの撥水性は確かのようだ

ではなぜこんなフサフサの毛が生えている革が撥水性を持つのだろうか? 

起毛と撥水

ひとえに、起毛した表面が撥水スプレーの油膜をしっかりキープするからだろうと推測できる。

表面に凹凸のないスムースレザーやオイルドレザーだと撥水スプレーは定着しにくく、蜜蝋のような撥水性のあるオイルを薄く塗りこむ必要がある。

これが、スウェードなら撥水スプレーを毛で吸収してくれるので、そこまでシビアに油膜を張る必要もなくなる

登山用ブーツなどでも、ゴアテックス仕様のものはオイル加工をせずに起毛されていたりする。

ゴアテックスの防水透湿効果と起毛の撥水性を利用するからだろう。

手入れが楽で、十分な効果を発揮する

これがスウェードの撥水性の真価だと思う。

 

かと言って、スウェードのチャッカブーツが雨の中長時間過ごすのに向いているかというとそれはまた別の話である。

あくまで雨も耐えしのげるというくらいで、豪雨の中や雪の上を歩くためのブーツではない。

クレープソールは濡れるとけっこう滑るし。

 

しっかり撥水するけど、防水じゃない分汚れやすいし、レインシューズと比べたら見劣りしてしまう。

そこで、この撥水性を保ちながら水分と汚れを防ぐために、ある程度のメンテナンスが必要となる

 

撥水を保つ手入れ・メンテナンス

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スウェードの撥水効果を保つためには手入れが欠かせない。

個人的には、

靴用撥水スプレー

コンディショニングスプレー

普通の靴用ブラシ

の最低3つが揃っていればまず問題ない。

というか、スウェード用の消しゴムやブラシなども、買ったけど使っておらず、なくしてしまった。

 

そして、メンテナンスと言っても、抜いだ後にサッとブラッシングするのと、月に一回くらいコンディショニングスプレーと撥水スプレーをかけるくらいだ。

 

 

 一度だけ黒ずんだ汚れが目立った時、ぬるま湯とシャンプーで丸洗いしたことがある。

汚れも落ちたしその後も快調だ。オススメ。

汚れたスエードの靴をメリットシャンプーで丸洗い|クラークス スウェード デザートブーツの手入れ(Clarks Desert Boots)|Sの日記

 

デザートブーツのちょうどよさ

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元が「特化した機能はないけど、履きやすくて楽なブーツ」として作られている(多分)ため、特に目的のない外出には最適だ。

 

靴は、スニーカーにせよブーツにせよいいものは高くて手が出しにくい。

しかし、高いだけあって壊れにくくて長いこと使えるし、足馴染みもする。

違和感を感じながら身につけているうちに段々似合っていく...結局そういうもんじゃないかな。

 

今回のデザートブーツはその一例だ。

ジーンズの色落ちとはまた違うベクトルで自分にちょうどよく馴染んでいくのだ。

[最終更新:2018/1月25日]