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ユニクロのセルビッジデニムとA.P.C.ニュースタンダードの比較

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2000年台終盤に1000円を切るジーンズが販売され、そんなに安くて大丈夫かと驚いた。

その数年後、2010年台中盤に、ユニクロがセルビッジジーンズをリリースし再び驚くことになる。1万円〜2万円が相場だったセルビッジジーンズを4000円ほどの価格に抑えたからだ。

今回入手したのはおそらくこの4000円のセルビッジジーンズ。綿100%。

 

結論から言うとまあ、値段なりだよねというジーンズだ。

 

逆に、高いジーンズって何がそんなにいいの?

ということで、パッチなし、ステッチなし、シルエット普通、無難オブ無難の代表格であるA.P.C.ニュースタンダードと比較してみた。

 

 

UNIQLOセルビッジスリムフィットストレート

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スリムなシルエット。ザ・普通のジーンズだ。

 

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意外だったのはリベットなんか結構くすんでヴィンテージとかレプリカの雰囲気が出ていること。


ユニクロの品質

ユニクロ|ストレッチセルビッジスキニーフィットジーンズ+EC|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)

高品質なアイテムを低価格で提供し、多くの日本人にとって不可欠であるユニクロ。

シンプルで匿名性が高いデザインには定評がある。

 

ちなみに、現在ユニクロではセルビッジをストレッチジーンズにしか使っていない。

ユニクロ|ジーンズ・デニム|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)

 

ユニクロとA.P.C.の比較

A.P.C. NEW STANDARD

29inch 100%cotton 14.5oz

チュニジア製(生地は日本製)

A.P.C. STORE

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※ニュースタに関する詳しい記事はこちら

www.sfg.blue

 

 

UNIQLO STRAIGHT SELVIDGE

28inch 100%cotton 12.9oz
中国製(生地は日本製)

ユニクロ|セルビッジスリムフィットストレートジーンズ|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)

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フロント・フライ部

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A.P.C.ニュースタンダード:銀ボタン、銀リベット。ギラギラで劣化しない。

ユニクロセルビッジ:ニッケルボタン、銅リベット。くすんでヴィンテージライク。 

 

生地・セルビッジ

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左:A.P.C.ニュースタ ←→ 右:ユニクロ

ニュースタの生地は太い糸できつめに織られている。そのため多少の光沢感があり、固い。

ユニクロは糸はともかく織りがゆるい。柔らかく、薄さが如実に分かる。

 

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上:ユニクロ

下:A.P.C.ニュースタ


ニュースタは14.5ozの厚さもさることながらとにかく生地の目が細かく、キツイ。これを伸ばして穿いていくと体にフィットしていく...というようなスタイルだ。

ユニクロは12.9ozと今のレプリカ・デニムブランドからすると薄い。

 

シルエット

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左:A.P.C.ニュースタ ←→ 右:ユニクロ

 ニュースタのポケットに比べてユニクロのポケットが左右非対称なのが分かるだろうか。これ、APCで言うならプチスタンダードとかプチニュースタンダードの特徴なんだよね。

タイトなサイジングでも座りやすいように、ポケットが傾斜しているのだ。

 

また、ワタリから裾にかけて、極端に違うところはない。両者ともちょっとタイトな普通のストレートシルエットだ。

 

パット見で判別できる箇所はほぼない。外で見る分には同じようなジーンズだ。

 

ファストファッションに期待できるのか?

できません。

そりゃそうだ。求めるものが違うし、ターゲットにしている人も違う。

このユニクロセルビッジ、はっきりいって「あらゆる仕様を万人向けにしたら誰に向いてるのかわかんなくなりました」という感じだ。

間口を広くするあまり、セールスポイントが”セルビッジであること、赤耳であること”以外にない。

 

だから、「世界一のクオリティ」とか「素材が極上」とか言い出してしまうのは大間違いだ。

こんな当たり前のことを言うのは馬鹿らしいんだけど、ユニクロよりいい生地のジーンズなんていくらでもある

生地の良し悪しには値段、触り心地、色落ちなど色んな評価軸があるけど、ユニクロのセルビッジデニムはどれで見ても脚切りはされない程度の良さだ。

シルエットやデザインは好き嫌いがあるからなんとも言えないけど...。

ユニクロのセルビッジジーンズは世界一のクオリティ。特徴とコーディネートを解説 | VOKKA [ヴォッカ]

ユニクロの新作デニムは「素材だけみれば極上」 | 日刊SPA!

 

でも、ジーンズに興味を持っている人にはオススメだインディゴの色落ちに興味があったり、シルエットがきれいなジーンズがほしい、いいジーンズを買ってみたいけど高すぎるのはちょっと...というような。 赤耳ロールアップもできるし。

 

ファストファッションが最高のデニムを作る時 

服とかのディティールが機能を離れて”ファッション化”するときに、俺は「なんだかな〜」と思う。でもそれは技術の進歩とともに確実にやってくるだろう。

例えばチェーンステッチなんて当初はただの効率化のためだっただろうに、時を経た今ではすごく重要視されるディティールになってしまっている。文句を言ったり問題視したところで流れは止まらないしメーカーも止めないんだろう。
ユニクロのセルビッジジーンズが最高になる時、それはセルビッジジーンズ自体が終わる時だと思う。

もちろん終わらないことを願っているけど、どうなるかわかんないね。

 

 [最終更新:2017/10月6日]

 

 

www.sfg.blue

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