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COOTIE PRODUCTIONS 5 pocket denim を入手

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行くジーンズあれば来るジーンズあり。

前回A.P.C.ニュースタンダードを友人に半ば強奪されてから、それほど日を立たずに新たなジーンズを入手することができた。

友人が糊落としをして、数回穿いて飽きたものを安く譲ってもらった。

 

www.cootie-jp.com

 

 

これはカタログで書かれているコンセプト。

アメカジとストリートの中間っぽい感じ?

 

 

COOTIE PRODUCTION 5 POCKET DENIM (13oz)

・ウエスト30inch (76cm)

・ボタンフライ/ドーナツボタン

・裏リベット

・セルビッジ

・裾:チェーンステッチ処理

 

リーバイス66的な「こだわりのジーンズ」のディティールはあらかた押さえている。生地は13ozで、レプリカジーンズのような味のある色落ちが楽しめるだろう。生地の織りは緩く、風合いは柔らか。毎日穿くのにはこれぐらいが最適。

 

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ウィスカーにはうっすらアタリがついているが、ハニカムや膝部にアタリの定着は見られない。バックポケットやインシーム・チェーンステッチのヨレ・ネジレもワンウォッシュ並。ベルトループが7個ある。

 

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赤耳チェーンステッチ

 

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裾の内側に写真のような色落ちが見られる。太めのジーンズで自転車に乗っていると、ペダルと擦れてこのようになると推測される。

 

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ボタンフライと裏リベット

 

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ボタンアップ。ヴィンテージライクな良い質感

 

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リベットの先端は潰されている。収納や洗濯のときに他の衣類を引っ掛けにくいナイスアイデアでは。

 

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紙パッチ。

 

総評

ストレートシルエットのレギュラージーンズ。リベットの先端を潰したり、生地の厚さや絶妙な太さからは「レプリカジーンズのディティールを普段からストレスなく味わう」という方向性がうかがえる。

ブランドの方針自体が、ハイクオリティアメカジのディティールをストリートに落とし込んだといった感じだ(明言されていない)。

 

クーティプロダクションズという名前は正直聞いたことがなかったが、ジーンズブランド・アメカジブランド以外でもここまで完成度が高いジーンズを売れるんだな...と思うと、改めて国内のデニム産業の盛り上がりを感じる。

 

初めてセルビッジに手を出すようなビギナーフェイズには、日常に取り入れてもストレスがない、気合の入りすぎていないジーンズがオススメだ。

いきなり18ozとかのヘビーオンスリジッドとかに手を出して、「洗濯を大失敗→飽きる」とかよりもジーンズの色落ちの遅さとか夏前後の不快感とかボトムズ縛りの不自由さとかに徐々に慣れる段階があると、もう少しとっつきやすいのではないかな。

 

とかいって色落ちに関してはビギナーもエキスパートも頑張って穿けばいいだけだから偉そうに講釈垂れんのも違うと思うけど...

 

そう考えると501はまさに「ジーンズに関して物心ついた人」にオススメなのだ。シルエットや色落ちの仕方から、自分の求める今後の方向性がより明確になる。

スキニーくらい細いほうがいいのか、ぶっといジーンズで男らしく決めたいのか、洗濯をしないでバキバキにするのか、洗濯をして味を出すのか...自分の趣向に気付いていくのに、501みたいなあらゆる面でフラットなジーンズは良い試金石になるだろう。

 

ファストファッションのおかげで無頓着で金をかけなくてもそれなりの格好ができるようになり、SNSのおかげで写真映りが重視され生地感やディティールがないがしろになり、ファッションが制服化されたおかげで他人と違うことが減点の評価軸を持ってしまった現在だけど、ジーンズを穿いていると楽しいという概念と感情は変わらずそこにある。

でも普通に考えてGUとかで何千円で売ってるモノが2万とか3万とか言われたら躊躇してしまうだろう。その良さが分からなかったら結構な無駄遣いだ。

 

そういったジーンズへの不信感やとっつきにくさを埋めて、良さを広く伝えて定価もそこまでしないようなゲートウェイジーンズ

今後注目していきたいし応援していきたいと思うのだ。

 

前回の入手系エントリ

cte26533.hatenablog.com