無塩せきガソリン

SALT-FREE GASOLINE

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革パッチにネーム入れ...ペンキステンシル

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ジーンズとペンキの相性が良いことは誰もが知っていよう。私だって知っている。

ペンキ装飾の起源はリーバイス501大戦モデルのペンキステッチというのが通説だ。物資不足のため、バックポケットををペンキで装飾したという。

現在ではそのペンキ装飾も多様化し桃太郎の2本線、エビスのカモメなど、ペンキの装飾がトレードマークとなっているブランドもある。

 

一見堅牢で頑丈なようだが、こすれて洗われて時間経過とともに色褪せたり剥げてきてしまうところもインディゴやデニムと同じだ。

 

そんなペンキが自分のジーンズにあったらやっぱアガるやん?

じゃあ自分でやってしまおう。

 

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文字起こし。Salt-Free Gasoline

 

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クリアファイルに転写。マジックの線の太さも均一でないし、要所のカーブがかなり曖昧だ。

この辺から失敗は始まっていたのだ。失敗は強力な一つの要素ではなく、様々な要素が複合されて起きる。

 

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デザインナイフで切り取り。マジックの線が太くてどこを切ればいいかわからなかった。マジックは細い方がいい。要所のカーブがどんどん残念な感じに。

こういう、細かくて適切な力加減が求められる作業ではヤケになって台無しにしてしまうことが多々ある。今回も例外ではない。

 

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それでもキャラバンは進む。

 

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革パッチが波打っていたので接着をより強固にした。それでもシートが浮き上がってしまっているが、この時は「まあいけるでしょ」くらいにしか思っていなかった。

ちなみにこのエイトジーの革パッチは一回乾燥機にかけて殺してしまっている。

その後一年半くらい着ているのでよれてしまっているのは当然。このようなネーム入れは新品状態のときにしてしまうのが良い。

cte26533.hatenablog.com

 

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ペンキステッチを繊維生地のような凹凸面に施す際はペンキをべったり付けてはいけない。

したたるくらいに塗ると垂れたり繊維の隙間に入り込んで滲む。

ブラシでなぞってかすれるくらい、かなりドライな状態がちょうどいい。

 

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ブラシをポンポン叩いて着色する。

力を入れずに、置いていくくらいの気持ちで。

なすりつけたりしてはいけない。

滲むから。

 

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このように

 

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できました。シートをはがしてみましょう。

 

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なぜ滲んでいるのか。それはシートが浮いていたから。

なぜかすれているのか。それはステンシル方式で曖昧に着色したから。

文字起こししたイメージ図とはかけ離れてしまっている…

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今回も失敗です。 

 俺はあまり成功しないな。

おれはいつもこう...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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後日です。

癪に障ったので修正をします。

つまようじは意外と使えるということを憶えておきましょう。

 

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これは修正後。

 

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・かすれの補正

・滲んだ箇所を線を太くしごまかし

・角を立てれば「っぽく」なる

 

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ビフォー/アフター

 

 

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遠目で見ればそれなりに。

今回はなんとか及第点。

終劇。

 

 

追記:

後日さらに修正を加えた。

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・滲んだ箇所を線を太くしてごまかした

・それに伴うサイズとバランスの補正 

 

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これでようやく完成。

 

親切な俺によるステンシル心得

ペンキステンシルTIPS

1.文字起こし

2.ステンシルシート制作

3.シート・着色面の圧着

4.ペンキ入れ

5.乾燥してからシートをはがす

6.必要なら適宜修正

 

ペンキステンシルPOINT

・ブラシ、スポンジ共に塗料はかすれるくらいでOK。

・ステンシルシートを浮かせてはいけない。滲むから。

・「塗る」というよりも「汚し跡をたくさんつける」。